所沢ビール株式会社より発売されているビールPHARAO(ファラオ)を飲んでみたので紹介します。
スモークビールとは?
簡単に表現しますと、 「古くはドイツで伝統的に造られていた、現在では珍しい製法を用いたビール。麦芽を煙で燻すことによって得られるスモーキーな風味が最大の特徴のビール」 です。
スモークビールと言うとラオホ(ドイツ語で煙・燻すという意味)という伝統的な方法で作られるビールが有名ですが、所沢ビールでは「自家燻製ビール」に挑戦しています。
燻すための素材も、オーク(ブナ)材やサクラ、ヒッコリー、リンゴなど様々で、この「煙」の違いにより味わいが変化します。
PHARAO(ファラオ)

BITCHES BREWと対象的なブルー
- インターナショナルビアカップ 2015 スモークポーター部門 銀賞受賞
- インターナショナルビアカップ 2016 スモークポーター部門 銅賞受賞
と日本地ビール協会主催のコンペでも賞を受賞している凄いビールです。

黒×青は最高にクール
内容量は330ml。アルコール度数は5.5%。
苦味の基準単位であるIBU(International Bitterness Units)は32。
IBUは「International Bitterness Units」の略語のこと。
日本語で言うと「国際苦味単位」といった意味になります。
国際苦味単位というのは、”そのビールがどのくらい苦いのか”を示すもの。
つまりIBUの数値を見れば、そのビールがどれくらい苦いのかを、飲む前に何となく把握する事ができるのです。
ビールの「苦味」を生み出すのは原材料の1つであるホップですが、このホップの「使用量」・「煮込み時間」・「α酸(ホップの花に含まれているホップの苦味の源)の含有量」によって苦味の程度が変わってきます。
一般的に「ホップの使用量が多い」・「ホップの煮込み時間が長い」・「α酸の含有量の高いホップを使用」したビールは、IBUの数値も高くなると言われています。引用元:ビールの数値「IBU」とは?クラフトビールがもっと楽しくなる豆知識 | NOMOOO(ノモー) – 日本最大級のお酒専門メディア

香り・風味ともに「煙たさ」を感じるのが最大の特徴
IBU32となかなかの苦味を感じますが、不思議なことに後味はすっきりとしていてとても飲みやすいです。
ガツンとした苦味がきた後に甘みを感じることができ、口の中に燻製独特の「煙たさ」が広がります。これは今までに感じたことのない味わいです。
チーズやソーセージ・ベーコン、燻製料理などと相性が良さそうです。
ファラオ はどこで購入?
市内でも購入できる場所が限られていますのでご注意ください。
下記リンクよりご確認お願いします。
まとめ

スモークビールを数種類も醸造する所沢ビールは世界の中でも珍しいブルワリー。世界的にも有名になって欲しいなと応援しています。
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