JR武蔵野線の東所沢駅から徒歩3分の場所にある「手打ちめん処 菊屋」に行ってきました。
うどんもそばもボリューム満点で、リーズナブルに食べられるお店です。
菊屋のお店の様子

古民家風の趣のある風貌が特徴
東所沢駅から東へ歩いていくと、スーパーオザムの向かいにお店が現れます。
お店の前には数台の駐車スペースがあるので車で訪れても大丈夫です。
「そば うどん」と看板に書かれている通りこのお店では、そばもうどんも食べることができます。

店内に入ると思っていた以上に広く感じる
テーブル席が多めで間隔が広く置かれていて、天井も高いので、お店が広く感じます。
奥にはファミリーには嬉しいお座敷席もありました
店内は薄暗く落ち着いた雰囲気がありますが、もう少し明るくてもいいのではないかなと思いました。
どの席にも灰皿が置いてあり、店内禁煙ではない様子。残念ポイントです。
菊屋のメニュー

写真がない文字だけのシンプルなメニュー
メニューを開くと天ぷらと飲み物から始まります。

そばよりもうどん推しだなと感じる
冷たいうどん、暖かいうどん、そしてそば、ご飯ものと続きます。値段設定もそこまで高いというわけでもありません。
そしてメニューの中で最も気になったのが、フォンドヴォーで煮込んだ自家製カレーです。
まさか、めん処でフランス料理「フォン」が出てくるとは…一体どんなカレーなのでしょうか。
フォン・ド・ヴォー(フランス語: fond de veau)は、フランス料理の基本となる出汁であるフォンの一種。「仔牛のフォン」を意味する。 フォンは大きく「茶色のフォン(フォン・ブリュン:フランス語: fond brun)」と「白色系のフォン(フォン・ブラン:フランス語: fond blanc)」の2系統があり、主にシチューのベースになったり、ソースを作るのに用いられる。

おつまみや甘味もしっかりと用意されている
もりうどん、天重、生うどんと3つではありますが、お待ち帰りメニューも用意されています。
メニューの種類も多すぎず、綺麗にまとまっている印象を受けました。
菊屋の肉汁うどんをいただく

肉汁うどん 900円
フォンドヴォーの自家製カレーが気にはなりましたが、それよりも気になったのが、やはり肉汁うどん。
肉汁うどんマイスターとして、初回の訪問は肉汁うどん!と決めているので、迷わず肉汁うどんを注文しました。
注文してから10分程待つと運ばれてきました。

全体のバランスが素晴らしく良い
白くピカピカに輝くうどん。麺に太さのバラツキはなく、長さも短すぎず長すぎず絶妙の長さです。
小麦の香りがほのかに香り、塩気も強すぎない。それでいてコシも喉越しもしっかりと感じることができる、全体のバランスが素晴らしく良い職人技が光る麺を堪能することができます。
麺の量は多めです。およそ400g程でしょうか。コシがあるので結構なボリュームに感じると思います。
熱々の肉汁に入れても麺のコシは損なわないし、肉汁との相性も抜群。
つけ汁には、長ねぎ、玉ねぎ、ナス、椎茸、豚肉が入っています。豚肉は小さめなのが残念でした。
具材は長時間煮込まれているため、口に運ぶとホロっと溶けてしまうほど柔らかい。具の旨味もつけ汁に染み出しています。中でも椎茸の出汁が旨味を増幅させています。
糧はホウレンソウ、薬味に刻みねぎ、生姜のすりおろしが付いています。
半分くらい食べたら、生姜のすりおろしを入れることで味を変化させて楽しむことができます。

素井興の「元祖 ゆず七味」
素井興の「元祖 ゆず七味」が各テーブルに置かれています。普通の七味はよく置かれているのを見かけますが、ゆず七味は珍しいですね。
最後の方にためしに入れてみたら、ゆずの香りが想像以上に強く味が大きく変化して、違った美味しさを表現してくれます。これ肉汁と相性がとても良かったです。
様々な味の変化を楽しみながら、最後まで美味しく完食しました。
まとめ
INFORMATION
店名 | 手打ち麺処 菊屋 |
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TEL | 04-2944-4400 |
住所 | 所沢市東所沢1-19-5 |
アクセス | JR武蔵野線「東所沢駅」徒歩3分 |
営業時間 | 11:00~15:00 |
定休日 | 日曜日 |
駐車場 | あり |