2018年10月31日の深夜、TBSテレビの「ふるさとの夢」 という番組で2週続いて、所沢市が紹介されました。
放映された内容についてまとめました。
ふるさとの夢とは?
毎回1つの町や村にスポットを当て、その「ふるさと」の魅力や地域で頑張っている人を紹介する番組です。
毎週水曜日の深夜0:58から放送されています。(日付変わって木曜日です。)
第86回目の放送に続き、所沢市が紹介されました。
今週の舞台は先週に引き続き 「埼玉県所沢市」 矢島舞美プレゼンツのコーナー 日本全国のNo.1をご紹介する 「ふるさと何でもNo.1」 国内シェア60%を誇る企業が登場。 一体何を作っているのか? さらに世界が注目! 海外からの観光客にお土産として大人気! 食品サンプルでアクセサリーを作る会社。 「カワイイ」「オシャレ」そして「目立つ」 デザイン性重視のアクセサリーが続々!
#86のまとめはこちら

ふるさと何でもNo.1 株式会社 ビクセン
日本No.1として他の町に自慢できるふるさとの企業・名産・頑張る人たちを紹介するコーナー「ふるさと何でもNo.1」にて、まずは、1949年創業の株式会社ビクセン(所沢市東所沢5-17-3)が紹介されました。
参考 ビクセン Vixen | 総合光学機器メーカー- 「天体望遠鏡」の国内シェア60%を誇るNo.1企業
- 2.3万円から150万円くらいまで幅広い価格帯で提供している
- ヨーロッパ・アメリカにも輸出をしていて、最近はアジアも増えてきている
- 趣味人口が多い
- 家電量販店(ビックカメラ有楽町店)をのぞいてみると、売り場にあるほとんどがビクセンの商品
- 1949年光学機器の卸販売から始まり、1966年天体望遠鏡の製造・販売をスタート
手軽に簡単に星空を観てもらいたいという想いから家庭向けの天体望遠鏡を製造 - 1986年「ハレー彗星」大接近、2003年「火星」大接近の時には製造が間に合わないほどだった
- なぜライバル企業を抑え国内シェアNo.1になれたのか?
できるだけ多くの人に見てもらい、買いやすい状況を作るという事が非常に大事
全国に販売網を設けてお客様に提案していく
既存のお客様というよりはこれから興味を持ってもらいたい人にはどんな人がいるのか分析をしていく中で女性向けに天体観測を楽しんでもらうという提案。(ビクセンが最初にしたと自負) - 天体望遠鏡に触れてもらう→天文ファンを拡大する
キャンプ場や音楽フェスで積極的に天体観測会を開催
男性だけでなく女性を星空の魅力に引き込む
「宙ガール」天体観測を趣味とする女性を指す言葉まで生まれた - 毎週のようにイベントを行い天文ファンを増やしている
- 天体望遠鏡の進化もNo.1の要因
比較的安いモデルでも土星の輪まで確認することができる
スマホ用アダプターを取り付ければ、月のクレーターまで撮影することができる - 天体望遠鏡の調整の出来次第で望遠鏡の良し悪しが決まる
直径5mmの鉄球を30m先に起き星に見立ててピントを合わせる重要な作業
ベテランがやっても1時間は最低でもかかる機種がある - 天文ファンを増やす努力と進化を続ける性能、働く人たちの情熱がNo.1の理由
- 沢山の人に星を見てもらいたい、星を見上げることが生活の一部になるような世の中を作っていきたい
その先に皆さんが感動するような場面をお手伝いしたい
File No.3 株式会社 畑中
「所沢の夢」File No.3は、「食品サンプル」を作って世界的に注目を集めている会社として、1965年創業の株式会社 畑中(所沢市山口748-4)です。
参考 FAKE FOOD HATANAKA 食品サンプル製造・販売の㈱畑中- スタッフ6名の小さな会社
- なぜ畑中が世界から注目されているのか?
食品サンプルでアクセサリーを作っている
約400種類あり注文が入ればどんな料理でも作れる - 渋谷ヒカリエShinQs、ラフォーレ原宿、新宿マルイ本館など人気店にも出店
- 渡辺直美さんがプロヂュースするPUNYUSでも販売されている
ファミリー層から観光客、外国人など幅広い層のお土産として購入する人が多い - ハワイ最大のショッピングモール「アラモアナセンター」でも現在販売中
- アクセサリーを作ろうと思ったきっかけは?
食品サンプルは必要なのかと考えた中で、次の時代も生き延びてくためにも変化していくしかない
そこに自分がやりたいことを乗せた - 2011年に食品サンプルアクセサリー作りをスタート
20人以上いた職人たちは辞めていった - 実用性は全くなく、デザインそのものに特化することで食品サンプルが全面に出て活きた部分
デザインはそういうものではないか - アクセサリーを見れば驚きがいくらでも得られるのではないか。伸びしろはいくらでもあるのではないかと感じている