多聞院のすぐ隣に「いも神社」と呼ばれる有名な神明社があります。
サツマイモの形をした「撫でいも」が置いてあるユニークな神社です。 かつては多聞院と同敷地でしたが、明治時代初期の神仏分離により分割されました。
「川越いも」で有名なさつまいもの栽培の発祥の地でもあります。
いも神社 神明社の様子

道路沿いにある立派な鳥居
入り口には立派な鳥居が立っていて、狛犬が鎮座しています。
木々も生い茂り、まさに神社の雰囲気が漂っています。
多聞院同様にパワースポットと感じることができます。

千木は内削、鰹木は10本と偶数なので内宮といえる
御祭神は、日の神である天照大御神(あまてらすおおみかみ)、穀物の神倉稲魂命(うかのみたまのみこと)、殖産興業の神誉田別尊(応神天皇)(ほんだわけのみこと)、田の神大山祇命(おおやまつみのみこと)、安産の神木花開耶姫命(このはなさくやひめのみこと)、守護神進雄命(すさのおのみこと)です。

静かで落ち着く空間
甘藷乃神(いものかみ)

狛犬もサツマイモを抱いている
こちらが「撫でいも」です。立派なサツマイモが祀られています。
サツマイモを抱いた狛犬、撫でいもは、東京オリンピックの聖火台を制作された故鈴木文吾先生が監修・制作されました。
やせた土地でも丈夫に育ち、干ばつや病虫害などにも強いサツマイモは生命力の象徴。これを撫でると、健康・家内安全・子孫繁栄・開運などのご利益があるそうです。

いも神様の由来が書かれている
当地が「川越いも」の本場であることから、平成18年11月23日、作り初め255周年を記念して、弥右衛門さんの功績を称えるとともに、関東のサツマイモ作りの元祖である甘藷先生と合わせて『甘藷乃神(いものかみ)』としておまつりさせていただくことになりました。
引用元:所沢 神社 | 神明社
1月1日、2日とサツマイモが豊作の年は、地元の農家の方の奉納により2000本の焼き芋を無料で貰える「焼き芋祭り」が開催されます。初詣のタイミングで行ってみたいですね。
まとめ
いも神社のすぐ隣に多聞院毘沙門堂がありますので、合わせて訪れてみてください。

INFORMATION
スポット名 | 神明社 ( いも神社 ) |
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TEL | 042-943-1709 |
住所 | 所沢市中富1507 |
アクセス | 最寄りバス停「多聞院通り西」徒歩7分 |
駐車場 | なし |