狭山丘陵のほぼ中央にある緑豊かな里山の中に、菩提樹池 (ぼだいぎいけ) があります。
貴重な自然の宝庫となっていて、里山の美しい景観を存分に楽しむことができるスポットです。
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菩提樹池の様子

菩提樹池周辺の様子
菩提樹池は、自然を思い切り堪能することができる場所にあり、そこへ行くためには少し山道を歩く必要があります。
コナラを中心とした雑木林の中を通って池まで行きます。

マムシ・ハチに注意!
マムシとハチに注意するよう看板が立っています。
対策を講じることも大切ですが、万が一遭遇してしまったら落ち着いて行動をするよう心がけてください。
毒蛇として知られる。5月ごろから水田に出現し、10月ごろまで活動する。おとなしいヘビだが、水田脇などでとぐろを巻いてじっとしていることが多いので、気づかずに踏むと噛みつく。マムシがいそうな場所に出かける際には足を守るために長靴を履くのが基本。危険を感じると尾を細かくふるわせて威嚇するが、それ以上近寄らずに無視して遠巻きに通り過ぎればほとんど害はない。
スズメバチ類の警報フェロモンとなる、香りの強い化粧品や整髪料などは控える。黒っぽい服装は避け、白い服や帽子で髪の毛を隠す(黒いものを攻撃するのは、天敵であるクマへの防御行動である)。スズメバチを見かけた際は、刺激しないことである。うっかり巣に近づいた際には、働きバチが人の動きや振動などをキャッチし、2、3匹が近づいてくる。そして大アゴをカチカチといわせながら、まとわりつくように飛び始める。この段階では刺すことはないので、近くに巣があるサインだと認識し、静かに後ずさりして来た道を戻ればよい。
写真で見る菩提樹池

水面はまるで鏡の様
湧水を源とする小川から水が流れ込み、池からも水が湧いています。
昭和30年代までは周辺で稲作が行われていましたが、徐々に水田が放棄され、池の掻い掘りもされなくなり池が埋まってしまいました。
地元の自治会を中心とした住民・団体の活動により、よみがえったという歴史があります。

森が映り込んで美しい
平成20年に埼玉県は菩提樹池を含め、周辺の緑地を「まちのエコ・オアシス保全推進事業」の対象地とし、公有化を行い一体的な保全を図りました。
この素晴らしい自然環境が認められた証です。

見る場所・角度により表情を変える
訪れた際は散策マナーを遵守してください。
- ゴミを捨てない
- 柵の中には入らない
- 動植物を取らない・放さない
- マムシ・ハチに注意する
まとめ
INFORMATION
スポット名 | 菩提樹池 (ぼだいぎいけ) |
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住所 | 所沢市上山口2050付近 |
アクセス | 西武鉄道狭山線・山口線「西武球場前駅」徒歩15分 |
駐車場 | なし |