菩提樹池から西武園ゆうえんちに向かう途中に通称「アルペンロード」があります。
アルペンロードの地下には、狭山湖(山口貯水池)から東村山浄水場までの導水管が埋め込まれていて、不自然に感じるほどまっすぐな道が続いています。
アップダウンがとても楽しい野鳥観察路です。
アルペンロードの入り口はどこ?

鎖のついたポールが目印
菩提樹池からアルペンロードの道標を順に辿っていくと、開けた場所に出ます。
(田んぼ・小屋を越えて数分歩いた場所)
ほぼ1本道なので迷うことはないかと思いますが、アルペンロードの入り口に関してはわかりにくく、標識も何もないので、気づかずに通り過ぎてしまうかもしれません。
鎖のついた2本のポールが立っている場所がアルペンロードの入り口。
車が誤って入ってこないようにということなのでしょうか。

小高い土手となっている
山の方向へ向かって小高い土手の道が続いています。
この土手の下に導水管が埋め込まれていると思うとなんだか不思議です。
アルペンロードを歩いてみた

登りは厳しい
アルペンロードは真っ直ぐな道ですが、アップダウンが非常に激しいです。
まさにハイキングコース。
最初はキツかったけれど、歩いているうちに段々と楽しくなってきます。
野鳥観察路ですが、そこまで野鳥を見つけたり、声を聴いたりすることはできませんでしたが、自然を満喫することはできました。

畑の中を突っ切る
途中、民家の脇を通ったり畑の中を通ったりしますが、道は一切曲がることなく真っ直ぐ進んでいきます。

水道用地の表示

上りの後は下り
開けた場所に出ましたが、水質検査的なことをやっている方々を見かけました。
草が生い茂っていましたが、右手側には用水路のようなものを見ることができました。

ぬかるんでいる場所もある
冬の寒さの影響で霜が降り、ところどころぬかるんでいるポイントがあるので、滑り落ちて怪我をしないよう注意をする必要があります。
ご覧の通りかなりの急勾配を上ります。

ゴルフ場のすぐ脇を通る

目の前に森が出現
歩いていくと森に入ります。道らしき道を自分で探して進んでいきます。
通り抜けてから分かるのですが、この森は「トトロの森6号地」でした。

通り抜けると看板がある
6号地は、開発が進む狭山丘陵の東部地域にあり、住宅地の中に残った貴重な樹林地の一部です。 南側の隣接地は、すでに広い住宅地となっています。北側から西にかけては、地中を東京都水道局の巨大な送水管が通るアルペンロードで、菩提樹田んぼに続く樹林地が残っています。 ここは斜面の急な山林で、大きく育ったクヌギが多いのが特徴です。以前は落ち葉はきをして堆肥に使っていたことがうかがわれます。

階段を発見
トトロの森6号地を抜けてもなおアルペンロードは続きます。

ここから先は通行止め
階段を登ると「通り抜け不可・通行止め」の看板が立っていました。
どうやらこの先は歩道となっておらず、通り抜け不可となっていました。
実際に歩くことができるのはここまででしたが、地中の導水管はまだまだ続いているようです。
まとめ
INFORMATION
スポット名 | アルペンロード |
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住所 | 所沢市山口2104付近 |
アクセス | 西武鉄道狭山線・山口線「西武球場前駅」徒歩20分 |
駐車場 | なし |