所沢航空記念公園の中のロウバイ(蝋梅)園を見に行ってきました。
花弁の先端がとがり芳香が強い「ソシンロウバイ」と、花弁が厚く花付きの良い「マンゲツロウバイ」の二種類計100本が植えられています。
少し離れた場所からでも良い香りが漂ってきて、まさに初春の香りを楽しむことができます。
ロウバイ(蝋梅)について
ロウバイはまるでロウ細工のような黄色い花を咲かせる、中国原産の落葉低木です。開花期以外はあまり目立ちませんが、新春に香り高い花を咲かせる貴重な存在です。中国では、ウメ、スイセン、ツバキとともに、「雪中の四花」として尊ばれています。江戸時代初期に日本へ渡来し、ほかの花木に先駆けて咲く香りのよい花が愛され、生け花や茶花、庭木として利用されてきました。 ロウバイの花は内側の花弁が茶褐色ですが、一般に出回っているのは、すべての花弁が黄色の、ソシンロウバイやその園芸品種です。 和風、洋風どちらにも合い、同時期に開花するクリスマスローズを株元に植えたり、冬咲きのクレマチスと組み合わせたりして、冬の庭を楽しむことができます。
ロウバイっていうくらいなので、梅(バラ科サクラ属)の仲間と思っていましたが、調べてみるとクスノキ目ロウバイ科ロウバイ属という別の種類でした。
花の形が何となく梅に似ていたり、時期的にも同じ直に咲くから、このような名前がつけられたのでしょうか?
航空公園 ロウバイ園の場所
航空記念公園の蝋梅園は、公園のやや中心地、茶室「彩翔亭」の東側に位置しています。
「航空発祥記念館」の南側正面という表現がわかりやすいと思います。

入り口にある「蝋梅園」の看板
航空公園 ロウバイ園の見頃
航空記念公園のロウバイ園の見頃時期は、毎年1月中旬から2月上旬です。
2019年に関しては、まさに今(記事執筆時2019/2/3)が見頃を迎えています。
開花状況については、所沢市のホームページ・航空記念公園のホームページ・SNSでチェックをすると、満開時に訪れることができます。
参考 所沢航空記念公園のロウバイについて 所沢市ホームページ 参考 航空公園NOW!|所沢航空記念公園ロウバイ園は現在が見頃です。梅園の梅の木も実がぽつぽつとつき始めています。 所沢は今日、明日と天気が非常に良いようです。皆様のご来園をお待ちしております。 pic.twitter.com/FztKuGUrDh
— 所沢航空記念公園【公式】 (@tokotokopark) February 2, 2019
航空公園 ロウバイの種類

このような看板が立っている
「ソシンロウバイ」と「マンゲツロウバイ」という2種類のロウバイがありますが、自然交配でそれぞれの特徴を受け継いで成長したため、ロウバイ園内では見分けがつきません。
航空公園 ロウバイ園の様子
大小合わせて100本のロウバイが植えられていて、離れた場所からでもいい香りが漂ってきます。
そこまで広くはないので、ゆっくり歩いても10分程で周れます。
可憐な花を眺めたり、香りを楽しんだり、本格的なカメラで撮影をしたりと、様々な形でロウバイを楽しんでいる人たちが印象的でした。
まとめ
INFORMATION
スポット名 | 所沢航空記念公園 |
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TEL | 04-2998-4388 |
住所 | 所沢市並木1-1-13 |
アクセス | 西武新宿線「航空公園駅」から徒歩すぐ |
駐車場 | あり |
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