樹齢140年以上のしだれ桜で有名な「金仙寺」に行ってきました。
金仙寺の創建年代は不詳ながら、平安時代に創建、天正18年(1590)にここ所沢へ移転したと伝えられています。
境内にある樹齢140年以上のしだれ桜は迫力満点です。
訪れたのが平日にも関わらず、たくさんの人で賑わいをみせていました。
金仙寺について

たくさんの花々で溢れている
金仙寺は、真言宗豊山派の寺院で、山号は別所山、寺号は金仙寺、本尊は阿弥陀如来。
今から約千百年前に覚堂という僧が、真言宗を開かれた弘法大師空海(七七四-八三五)の作られた身の丈約五十九cmの阿弥陀如来を本尊として、現在地の西方「堂入り」に開山したと伝えられています。
その後、鎌倉北条氏の信仰を得て、建長六年(一二五四)に八町歩余り(約二、四〇〇坪、七九、二〇〇㎡)の土地が寄贈されました。
現在地へは天正十八年(一五九〇)堯戒律師によって再建されました。
また、昭和三十八年(一九六三)現在の本堂が落慶、続いて昭和四十五年(一九七〇)に庫裡が改築されました。
本堂内には本尊阿弥陀如来・宗祖弘法大師・中興の祖興教大師・不動明王・観音菩薩像等を安置し、檀徒の祖先がまつられています。また、境内には新四国八十八ヶ所霊場第六十六番の弘法大師堂があります。四季折々の自然に恵まれ、特に所沢市指定の「しだれ桜」は樹齢百二十年余の名木といわれています。
引用元:所沢市観光協会掲示
境内のしだれ桜、裏手斜面に咲くカタクリの花は所沢百選にも選ばれるほど有名です。

大きなたぬきさんがお出迎え
入口付近には、大きなたぬき像が設置されています。子どもよりも大きいので迫力満点。
お寺とたぬきの関係はちょっとよくわかりません(笑)

6体の地蔵菩薩
六道(地獄・餓鬼・畜生・修羅・人間・天道)の苦しみから救うと言われている6体の地蔵菩薩が奉られています。

しだれ桜ではない桜もある (2019.04.02撮影)
入口付近には立派な桜の木が植えられていて、こちらも見事でした。
金仙寺のしだれ桜

樹齢140年以上とは思えない美しさ (2019.04.02撮影)
樹齢140年以上ということもありかなり大きく感じます。
ここまで立派なしだれ桜を見るのは初めて。
見上げるとまるで桜のシャワーを浴びているかのようです。

別のアングルから (2019.04.02撮影)

境内は小さめだが落ち着く (2019.04.02撮影)
例年3月末には「金仙寺桜まつり」が開催されています。
第19回金仙寺桜祭りは3/31開催です。
狭山ヶ丘駅東口から無料送迎バスが出る予定です。(ショッパーvol.1391より)#所沢市 #所沢 #所沢Love pic.twitter.com/rub1dRM0Eb— トコブロ @所沢地域ブロガー (@Tokorozawa_Blog) March 29, 2019
さらに上に進む
金仙寺からさらに西方面に登って行った場所にも、桜が咲いているスポットがあるので、合わせて訪れると良いと思います。
写真を撮影する人や、写生を楽しむ人がたくさんいて驚きました。
ちょっとした丘のような高台となっていて、眺めは抜群です。

所沢の自然を存分に感じることができる

自然が溢れているスポット
『金仙寺のしだれ桜』へのアクセス
金仙寺は駅から離れているので、車かバスで訪れることになります。
車の場合、駐車場が用意されていますが、スペースに限りがあるため、混雑時は駐車できなくなる可能性があるので注意してください。
バスで訪れる際は、西武池袋線「小手指駅」から出ているバスに乗ります。
宮寺西行きまたは金子駅入口行きに乗り、『堀之内』バス停下車徒歩5分です。
小手指駅から出ているバスは1時間に2本程度なので、バス停の時刻表を予めチェックしておくことをオススメします。
参考 小手指駅南口 時刻表 ( <小手02> 小手指駅南口~早稲田大学行 ) | 西武バスまとめ

INFORMATION
- 【住所】
所沢市堀之内343 - 【アクセス】
西武池袋線「小手指駅」からバス20分 徒歩5分 - 【駐車場】
なし