JR武蔵野線東所沢駅から徒歩10分程の場所にある「東所沢公園」について以前記事を書きました。
その中で所沢市が、公募設置管理制度(P-PFI)を前提とした民間活力導入による公園施設の整備や維持管理を検討しているということを書きましたが、詳細の内容が判明したのでご紹介します。
(優しいTwitterのフォロワー様から情報をいただきました。ありがとうございます。)
公募設置管理制度(P-PFI)とは?
所沢市では、2020年7月の「ところざわサクラタウン」の開業予定にあわせ、隣接する東所沢公園について、新たに玄関口としてふさわしい場になるよう、整備、維持管理、運営管理をしていきたいと考えています。
そこで市では、本公園について公募設置管理制度(P-PFI)を前提とした民間活力導入による公園施設の整備や維持管理の可能性を検討しています。引用元:【結果公表】東所沢公園では、民間事業者との「対話」、サウンディング型市場調査を実施しました。 所沢市ホームページ
P-PFIは、飲食店、売店等の公園利用者の利便の向上に資する公募対象公園施設の設置と、当該施設から生ずる収益を活用してその周辺の園路、広場等の一般の公園利用者が利用できる特定 公園施設の整備・改修等を一体的に行う者を、公募により選定する制度であり、都市公園に民間 の優良な投資を誘導し、公園管理者の財政負担を軽減しつつ、都市公園の質の向上、公園利用者 の利便の向上を図る新たな整備・管理手法である。
引用元:都市公園の質の向上に向けたPark-PFI活用ガイドライン
簡単にまとめると、公園の中に民間によるカフェなどの収益施設をつくり、その収益の一部を広場や園路の整備・改修・維持管理に充てる民間事業者を公募によって選定する制度のことです。
そしてその民間事業者が、「角川文化振興財団グループ」に決定しました。
構成企業
- 公益財団法人角川文化振興財団
- 平岩建設株式会社
- 株式会社田中造園
- 日立キャピタル株式会社
- 日立キャピタルミュニティ株式会社
チームラボのインスタレーション!?

町内会回覧板より
Twitterのフォロワー様からいただいた写真には、角川文化振興財団グループの提案概要の記載があります。
公募対象施設:カフェ及び「チームラボ」によるインスタレーション
特定公園施設:噴水より西側(ところざわサクラタウン側の園路を5mに拡幅)
チームラボのイメージ、カフェイメージ、園路イメージがしっかりと掲載されているのがわかるかと思います。
ちなみに東所沢公園内の整備されている場所はこの写真の辺りです。

東所沢公園内の整備中の場所 (2020年4月撮影)

拡幅されカフェができると思われる園路 (2019年10月撮影)
チームラボと言えば、埼玉県飯能市にあるメッツァビレッジにて開催された「森と湖の光の祭」が記憶に新しいと思いますが、東所沢公園も緑の木々が多いのでイメージがぴったり重なったのではないでしょうか。
それにしても、どれをとっても公園利用者には嬉しいことばかりです。
整備が終わるのがとても待ち遠しいですね。
まとめ

実際に行ってきました!
